2026年3月の静岡マラソンでサブ3.5を達成できました.
今後のサブ3.5を目指す方に向けて何かしらの助けになればと思い,記録を残しておきたいと思います.
1.静岡マラソンに向けた練習内容
2025年10月の水戸黄門漫遊マラソンで初めてサブ4を達成してから,改めて練習計画を練っていきました.大枠はリディアードのトレーニング本を参考に,時期によって練習内容を分けて,本番に向けて徐々に仕上げていく戦略を練っていきました.
- 有酸素能力発達の走り込み(11月〜12月2週までの6週間)
- ヒル・トレーニング(12月残り一杯・3〜4回は実施)
- 無酸素・インターバルトレーニング(1月中旬まで3週間)
- コーディネーション(1月下旬から2月中旬まで)
- テーパリング(本番3週間前から本番まで)
大まかな計画は以上のとおりですが,ロング走はこまめに実施していきました.
30km走は定期的に行い,月に2回は最低限行いました(本当は毎週行いたかったのですが,週末予定があって厳しい時は15k~20kを2日連続で走るなどして代用していました).
2.レースのウェア・持ち物・作戦


静岡マラソンはほとんどフラットで,なんなら後半下り基調で走りやすいコースです.問題があるとすれば,22k〜35kの海岸線コースの風問題.昨年は向かい風かつ爆風だったみたいで,天候が記録を左右する大会です.
2-1.ウェア
- ハシルコトのノースリーブ白Tシャツ
- ミズノのマルチポケットパンツ
- ザムストのふくらはぎカバー
- CRXのアームカバー
- タビオのレーシングソックス
- アディダスのEVOSL woven
- ニューハレのテーピング,profitsのテーピング
- RLのランニングキャップ
- DANG SHADESのサングラス

シューズはEVOSL WOVENを,青梅マラソンに引き続き履きました.後半の疲れた足でも,シューズの反発で脚を回せるのが気に入っています.
2-2.持ち物
- アミノサウルス2を2つ,3を1つ
- 俺は摂取すのピーチを1つ
- レース前に,メダリストのカフェイン200,俺は摂取すの蜂蜜レモン
2-3.作戦
4;50〜4:55/kmで32kmまで(なるべく余裕を持って)刻んで,残り10kmになって余力があればペースアップをする感じで想定していました.
補給は8k→16k→24k→30kでとるイメージで,30kでアミノサウルス3(唯一のカフェイン入り)をとりました.
3.レース本番
前日受付を済ませて,浜松餃子を食べてしっかりカーボローディング.


浜松餃子を食べたかったこともあり,宿は浜松駅の方に取りました.
レース当日は,朝4時に起きて,朝ごはんに和菓子を食べて,トイレに2回行って新幹線で出発.会場に着いたのが7時で,7:45までに荷物を預けて,8:00までに整列.ドタバタ💦
レースでは,足首とふくらはぎの裏にprofitsのテーピング,膝にニューハレのVテープをするのですが,今回レース前にまさかの左膝のVテープが剥がれるというアクシデントがありました💦 右はつけっぱなしにして走ることにしました.
3-1.スタート〜5km
ラップ24:28(4:53/kmペース)
スタートの混雑はほぼなく,スタートから一定のペースで刻みます.初めは下り基調なのもあって,スピードが上がりがちになるので時計をチラチラみてペースを抑えめにしながら一定のリズムで刻んでいきます.
3-2.5km〜10km
0:48:56 ラップ24:28(4:53/kmペース)
初めの5kと特に変わり映えもなく,淡々と一定のリズムで走ります.
途中左足のインソールが若干ずれている?ような感覚になってしまうのですが,もうどうせ戻せないしそのままいくことに…(違和感は15k地点でなぜか消えました.なんだったのかあれは)
8k過ぎて一つ目のジェルをとりました.
3-3.10km〜15km
1:13:07 ラップ24:11(4:50/kmペース)
13k〜15k地点でスライド区間があり,ここで前の方にいるサブ3.5ペーサーとの位置関係を把握します.大体30秒くらい?の差があることがわかり,徐々に追いつけていければいいかと,たまに前を確認して距離感を測りながら走り進めていきます.
この辺りからは時計をほとんど見ずに自動巡航できるモードに入れました.
3-4.15km〜20km
1:37:24 ラップ24:17(4:51/kmペース)
ペーサーとの距離が少しずつ縮まっていきます.追いついたら海岸線コースは並走しようかなと考えたりしながら,とりあえず走り進めていきました.
この辺り,コースが狭いのとサブ3.5ペーサーに群がるランナーとの距離感が近づいたせいもあって,給水を取るのが大変でした.給水ポイントはこまめにあったので,ここからは2回に1回給水を取る戦略にしていきます.
16k過ぎて二つ目のジェル(俺は摂取すのピーチ味)をとりました.「俺は摂取す」は成分にパラチノースが入っており,これは普段の糖分よりじわじわ長時間にわたって消化されていく栄養素みたいです.従って,16k地点でとることで30k地点あたりまでじわじわ効いてくれればいいかな〜と思っていました.
3-5.20km〜25km
2:01:55 ラップ24:31(4:54/kmペース)
ペーサーに追いつきました.いきなり追い抜かすと体力使いそうだったので,とりあえず並走して様子見することに.ここからペーサーとの並走が続いていきます.
ハーフは1:42:42で通過.貯金は2分くらいあるし,まだまだ余裕はあったので,このまま30kまでこのペースで走って,30k地点で貯金を3分にできればいいかなと思っていました.
24k過ぎて三つ目のジェルをとりました.
3-6.25km〜30km
2:26:26 ラップ24:31(4:54/kmペース)
26k付近におでんエイドがあるのですが,おでんの匂いに釣られることなく走り進めます.
初めはサブ3.5ペーサーに群がるランナー集団の後ろで走っていたのですが,給水がまともに取れないので前の方に行きました.しかし,前の方は前の方で,(悪い言い方になってしまうのですが,)ペースが落ちてきたランナーを追い抜かすのが難しくて,少し神経質になってしまいました.反省反省・・・.
海岸線の風はやや向かい風でしたが,あまり気にならない程度の風速でした.
30kで最後のジェルを投入.カフェインを入れたことで多少元気になります.
3-7.30km〜35km
2:50:16 ラップ23:50(4:46/kmペース)
31k付近の給水でペーサーがペースを落としたので,自分は逆にペースを上げることにしました.当初の予定では32kからでしたが,少し早め….青梅マラソンで30kをMペースで走った時と同じくらいの疲労感で,ラスト10kなら多少ペースを上げてもなんとか持たせることができるはずと思いながら,走りました.
3-8.35km〜40km
3:13:57 ラップ23:41(4:44/kmペース)
長い海岸線コースも終わり,市街地コースに戻ります.ここからは応援も増えてテンションが上がりました!
ペースアップした以上このままいくぞ!と意気込むのですが,37kで両太ももが悲鳴を上げ始めます.そしてペースも一旦落ちてしまった(4:52/km)のですが,ちょうど下り坂があったことや,周囲の応援,後は気持ちで立て直してペースを戻したことでなんとかビルドアップすることができました.このとき脳内では,「このままペースを落としてもサブ3.5は余裕でクリアできるけど,ビルドアップしたからには最後までやり抜いてカッコ良くサブ3.5達成したい!」と思っておりました笑
こういった多少の痛みや疲れを抱えてのランニングは,ロング走の次の日のセット練でスピード練習をすることで鍛えていたので,そのときを思い出して,いつもより体幹を保って腕振りしながら脚を回すことを意識して走りました.
3-9.40km〜ゴール
3:23:57 (4:33/kmペース)
残り2kとわかってからはさらにペースアップします.この辺りからは,とにかく誰にも抜かされたくない!という気持ちで走っていました笑 最後の1kは4:26/kmで走れていたみたいです.前回の水戸もそうでしたが,最後の1kが最速の1kになっていました笑
3-10.ゴール後
終わった後は,友人と「サウナしきじ」にいく予定があり,急いで着替えて一目散に清水を後にしました笑
振り返ってみて,本当に静岡マラソンは走りやすく,タイムも出やすいコースなんだなと改めて感じました.



4.アフター
静岡を満喫しました笑





5.最後に
今回ビルドアップして,前半1:42,後半1:41のネガティブスプリットでゴールすることができました.こういった強い走りができた要因として,
- リディアードの本に従ってピーキングを静岡に合わせた
- ロング走を定期的に取り組んできた
- ロング走の次の日をランオフにせず,スピード練などセット練を行ってきた
- ロング走では,無補給を徹底し,基本的に水分のみをとっていた
が挙げられるかなと思っております.ロング走は元々好きだったのでEペースで高頻度で行っていましたが,Mペースでは結局3週間前の青梅マラソンの1回のみでした.しかし,ロング走の疲労を残した状態で新宿シティハーフを走ったり,ランニングクラブの練習に参加したりして,体力と精神の両方を鍛えたことが大きかったかなと思っています!
普段のロング走で補給をしないことで,本番はだいぶ余裕が生まれます.グリコーゲンの発達,毛細血管の増加,脂質代謝の向上など色々な要因があるかと思いますが,一言で表すと長く走ってもエネルギー切れを起こさなくなりました.本番は,なんなら補給ができるのでだいぶ余裕ありました.
水戸黄門漫遊マラソン以降の練習については後日まとめていきますが,大きな変化として,「リディアードの本を参考にしたこと」「ランニングクラブに所属したこと」「ハシルコトメンバーとの繋がりを持ったこと」が挙げられ,特に後者2つはコミュニティを増やしたことで,一人ではできないスピード練に向き合えるようになりました.ハシルコトの中で「みんなで走ると速くなり,一人で走ると強くなる」という言葉があり,その言葉をマラソン中に噛み締めて,「自分は強い」「しっかり練習した結果を出せば,自分が信じた練習や人たちが間違いでないことの証明になる」と言い聞かせていました.
今回本当にサブ3.5達成できて良かったです!!!